本やタウン:書籍近刊情報より


廣済堂出版 『100番目の羊』 今日マチ子 10/下 \1,260 ((話題の叙情マンガ家・今日マチ子、初の長編作品。修道院で暮らす女子高生・なおみが悩みながら成長していく胸キュン青春ストーリー。))

国書刊行会 『歪み真珠』 山尾悠子 10/23 \2,940 ((山尾悠子の新作小説がついに登場。バロックなイメージが横溢した蠱惑の幻想短篇小説集。))

水声社 『倦怠の華』 ピエール・ロチ/遠藤文彦訳 9/中 \2,940 ((19世紀末フランス海軍士官として世界中を巡航した異色作家ロチが対話形式で物語る、奇妙奇天烈な回想/紀行/小話の数々。本邦初訳。))
水声社 『人工の冬 パリ版』 アナイス・ニン/矢口裕子訳 9/中 \2,940 ((バイセクシュアルな三角関係を濃密に描く問題作「ジューナ」など、発禁となっていた先駆的な性愛小説3篇が原形のまま70年ぶりに復活。))
水声社 『おしゃべり/子供部屋』 ルイ=ルネ・デ・フォレ/清水徹訳 9/下 \2,940 ((話すという欲求に憑かれた男の「おしゃべり」、口をつぐんだ少年の「子供部屋」。バタイユが愛読した、ことばの可能性に挑む小説群。))
水声社 『危機の時代のポリフォニー』 桑野隆 9/下 \3,150 ((1920〜30年代に鮮烈な光芒をはなったベンヤミンバフチン、メイエルホリド、ロシア・アヴァンギャルド運動の可能性を徹底探究。))

:鳥影社 『越境と内省』 松村朋彦 10/上 \2,625 ((ドイツ文学におけるオリエント像、あるいはさまざまな旅行記に現れた思考と体験など。ドイツ文学を刺激的な視点で読み解く試み。))