本やタウン:書籍近刊情報より


:春秋社 『重力と恩寵』 シモーヌ・ヴェーユ/渡辺義愛訳 8/下 \2,625 ((ヴェーユのもっとも人気のある著作。ちくま文庫版との違いは、余白の多さ。余白の多さは散文形式にふさわしく、余韻を残してくれる。))

水声社 『展示の政治学』 川口幸也編著 8/下 \5,250 ((博物館や美術館で何かを「見せる」とはどういう意味なのか。多彩な視座から「展示」という擬制を解体する出色の共同研究の成果。))

名古屋大学出版会 『プルースト 芸術と土地』 小黒昌文 9/上 \6,300 ((「土地」との絆/切断は芸術にとって何を意味するのか。作家が生きた時代の中で、新たな言葉の生成に立ち会う。))

ポプラ社 『12人の博士 科学という謎物語を解き明かす』 最相葉月 9/中 \1,575 ((さまざまな障壁を乗り越えながら、研究テーマを追い続ける12名。世界を舞台に活躍する科学者の人生に迫る。))