ビーケーワンより


河出書房新社 『ブラックジュース』 マーゴ・ラナガン/佐田千織訳 5/- \1,995 

集英社 『夜はやさし』 フランシス・スコット・フィッツジェラルド/森慎一郎訳 5/- \2,730 
集英社 『すばらしきアメリカ帝国』 ノーム・チョムスキー 5/- \1,680 
集英社 『ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3』 田中啓文 5/- \1,890 
集英社 『傀儡』 坂東眞砂子 5/- \1,995 

中央公論新社 『熊を放つ 上』 ジョン・アーヴィング/村上春樹訳 5/- \1,365 
中央公論新社 『熊を放つ 下』 ジョン・アーヴィング/村上春樹訳 5/- \1,260 

早川書房 『ディープトリップ7』 戸梶圭太 5/- \1,680 

論創社 『終わらない悪夢』 ハーバート・ヴァン・サール/金井美子訳 -/- \2,100 

奇想コレクションキター。っていうかかつてSFマガジンで特集されたときの記事を見ているとオーストラリアは奇想の宝庫(…現在進行形みたいな)なのでいっそオーストラリア・コレクションとか作ってくれないものかと無責任に放言してみるテスト。Terry Dowlingの“Blackwater Days”なんてどうにかなってくれないですかね。最近になってすこしづつ原書を集め始めてはいるんだけど、手にはいらないことにはどうしようもない。で、もうすぐ角川文庫で『ラスト・タイクーン』とともに復刊される『夜はやさし』の、『ラナーク』の訳者による新訳が登場。どうやら今年の3月に大阪教育図書から岡本紀元訳も出ているようだけどこちらはちょっと値が張っている。あとソノラマのヴァン・サール編アンソロジーはそのBクラスぶりが大好きだったので論創社版にも期待…しかしこれは絶対文庫じゃないと割高感に見舞われること請け合いだろうけど(笑)。