本やタウン:書籍近刊情報より


紀伊國屋書店 『倉橋由美子』 川島みどり、田中絵美利編 3/18 \16,800 ((1960年の鮮烈なデビュー以降遺作までの倉橋由美子の全著作と、研究文献・批評・書評記事・追悼文などを網羅した本格的個人書誌。))

国書刊行会 『新編 真ク・リトル・リトル神話大系(4)』 H・P・ラヴクラフトほか 4/25 \1,575 
国書刊行会 『W・デ・ラ・メア短篇集』 W・デ・ラ・メア/柿崎亮訳 4/25 \2,520 ((19世紀末のイギリス幻想文学の巨匠による、本邦初訳短篇10篇。流麗な文体で描かれる怪奇の顛末と、その果てに起こる小さな奇跡。))
国書刊行会 『オデッセイ』 デレク・ウォルコット/谷口ちかえ訳 4/25 \2,520 ((トロイ戦争後、苦難の果てに故郷に辿り着いたオデュッセウスの物語を、カリブ文化に特有の活力と比喩に満ちた言葉で描く。))
国書刊行会 『エッグ氏、ビーン氏、クランペット氏』 P・Gウッドハウス/森村たまき訳 4/24 \2,310 
国書刊行会 『台北人』 白先勇/山口守訳 4/25 \2,730 ((歴史の大河に呑みこまれながらも台湾の現実を生きている人々を描く、戦後台湾文学の最高峰。))
国書刊行会 『日本猟奇史 江戸時代篇(1)』 富岡直方 4/21 \2,415 ((近世奇譚・珍談の宝庫、慶長〜享和(1600頃−1803)の超科学的現象、自然の奇異、狐狸譚、エロ・グロ、幽霊話など117。))

白水社 『神経内科医の文学診断』 岩田誠 4/上 \1,995 ((脳と神経の第一人者が、谷崎潤一郎『鍵』など30作品を診る。まったく新しい視点から小説を読み解く知的エッセイ。))
白水社 『生きてるものはいないのか』 前田司郎 4/中 \2,100 ((あやしい都市伝説がささやかれる大学病院で、ケータイ片手に次々と、若者たちが逝く。とぼけた「死に方」が追究される不条理劇。))

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    ▼ ゜∀▼ 『マレウス・モンストロルム』!!
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…は買おう買おう。『インセスト』が届いたので読もう読もう。だがしかし風邪ひきさんなのでとりあえず寝よう寝よう…文庫のピックアップは後日ってことで。