本やタウン:書籍近刊情報より


以文社 『大谷能生フランス革命』 大谷能生、門松宏明 3/6 \2,310 

河出書房新社 『ゆん』 山本精一 3/10 \1,995 ((ボアダムスROVO羅針盤の人気ミュージシャン山本精一の日常・雑念・妄想を綴ったエッセイ。伏し目がちに歌う関西弁の讃美歌集。))
河出書房新社 『道化の町』 ジェイムズ・パウエル/森英俊編 3/14 \2,310 
河出書房新社 『Post No Future 不法投棄された現代アート』 工藤キキ 3/19 \2,100 

中央公論新社 『〈本の姫〉は謳う(2)』 多崎礼 3/25 \945 

早川書房 『ダルジールの死』 レジナルド・ヒル/松下祥子訳 3/上 \1,890 
早川書房 『喪失の響き』 キラン・デサイ/谷崎由依訳 3/下 \2,100 
早川書房 『天体の回転について』 小林泰三 3/下 \1,680 
早川書房 『抒情の奇妙な冒険』 笹公人 3/下 \1,470 

PHP研究所 『賢者の贈り物』 石持浅海 3/24 \1,575 

文藝春秋 『ぼくの特急二十世紀 大正昭和娯楽文化小史』 双葉十三郎 3/19 \767 ((内外の映画から宝塚や松竹のレヴュー、新劇、軽演劇、ミュージカル、探偵小説まで、90年余り接してきた娯楽文化の思い出のすべて。))
文藝春秋 『松本清張への召集令状』 森史朗 3/19 \935 

法政大学出版局 『真理と方法(2) 哲学的解釈学の要綱』 ハンス=ゲオルク・ガダマー/轡田収ほか訳 3/下 \4,725 
法政大学出版局 『新しい学(2)』 ジャンバッティスタ・ヴィーコ/上村忠男ほか訳 3/下 \4,200 
法政大学出版局 『ユダヤ女 ハンナ・アーレント 経験・政治・歴史』 マルティーヌ・レイボヴィッチ/合田正人訳 2/29 \6,090 
法政大学出版局 『絶対の冒険者たち』 ツヴェタン・トドロフ/大谷尚文訳 3/21 \3,675 
法政大学出版局 『新自由主義は文学を変えたか サッチャー以後のイギリス』 法政大学比較経済研究所、曽村充利編 3/21 \4,725 

枕元にロラン・バルト3冊と丹生谷貴志3冊とスーザン・ソンタグとロジェ・ラポルトを積んで新たに円城塔を3冊摘んでいる今日この頃、そろそろジョン・スラデックが届くころかなと待ちながら、“1919年、ロシア革命直後のシベリア。極北の強制収容所「ホワイト・ガーデン」から脱走した男がたどり着いたのは、去勢をすることで“天使”になれる、と信じる者たちの暮らす町だった…。”という紹介文を読んで「それなんて変態村?」というおそらく誤解が脳裏を走りそして去ってしまってつい即注文してしまったジェイムズ・ミーク『ホワイト・ガーデンの幽鬼』も一緒に待ってるのだ。