本やタウン:書籍近刊情報より


亜紀書房 『ニュース・ジャンキー』 ジェイソン・レオポルド/青木玲訳 8/下 \2,100 ((エンロンとカリフォルニア大停電の真相を暴いた記者が、その経緯とマスコミの病弊、自らの「罪」をもさらけ出した告白記。))

:鳥影社 『雪が降るまえに』 アルセーニ・タルコフスキー 8/上 \1,995 ((映画の奇才アンドレイの父は詩人だった。今年生誕100年の記念。父と子のゆるぎない絆が伝わってくる1冊。本邦初訳。))

学習研究社 『至高体験の哲学 「超越意識」の秘密を解く』 コリン・ウィルソン/松田和也訳 8/28 \2,100 

国書刊行会 『矢野峰人選集(2)』 矢野峰人/井村君江編 8/20 \15,750 

ソニー・マガジンズ 『潜入捜査官』 William・Queen/小林宏明訳 7/20 \1,680 ((全米でもっとも危険で暴力的なバイカー・ギャング団に潜入した捜査官の、命を賭した闘いを描く壮絶ノンフィクション。))

東京大学出版会 『文字の都市 世界の文学・文化の現在10講』 柴田元幸編著 8/16 \2,940 ((柴田元幸沼野充義が率いる東京大学文学部の「現代文芸論」から発信する、文学・文化論の現在。))

白水社 『古本屋を怒らせる方法』 林哲夫 8/上 \2,100 ((古書をとりまく人々の生態を、ユーモアあふれる視点から活写。古本屋とのつきあい方を、自らの経験をもとに伝授する待望の書。))
白水社 『ランシエール 新〈音楽の哲学〉』 市田良彦 8/上 \2,730 

早川書房 『バッド・チューニング』 飯野文彦 8/下 \1,575 
早川書房 『日本SF・幼年期の終り 『世界SF全集』月報より』 早川書房編集部編 8/下 \1,575 
早川書房 『漆黒の鳥』 ジョエル・ローズ/松下祥子訳 8/下 \2,100 
早川書房 『ハリウッド警察25時』 ジョゼフ・ウォンボー/小林宏明訳 8/上 \1,470 

みすず書房 『喪失とノスタルジア 近代日本の余白へ』 磯前順一 8/10 \4,620 ((個々人が歴史に関わるよすがとしてのノスタルジアという視点から、柳田国男の祖霊信仰、石母田正の民族論など、近代日本の言説を論じる。))
みすず書房 『土星の徴しの下に』 スーザン・ソンタグ/富山太佳夫訳 8/下 \3,465 

あー、『土星の徴しの下に』は文庫にしてほしかったなあ。