本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
イースト・プレス 『人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるためにいきている。』 岡本太郎/重松清解説 5/下 \1,260 ((母・かの子、父・一平への激しい想い。男と女、青春、食べ物、そして人間について岡本太郎が、むき出しに挑む。))

:経済界 『最強の都市伝説』 並木伸一郎 5/23 \1,260 

:クロスロード 『昼寝ネコの雑記帳』 昼寝ネコ 5/25 \998 ((脳内で別人格を与えられた昼寝ネコが、創作小説・創作落語・映画・音楽・本・甘い食べ物・心の中の出来事を綴った感性あふれる作品。))

:新潮社 『ファーブル巡礼』 津田正夫/奥本大三郎監修 5/25 \1,365 

集英社 『疑史世界伝』 清水義範 5/25 \1,890 
集英社 『小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所』 秋本治原作/日本推理作家協会監修  5/25 \1,050 

筑摩書房 『とりつくしま』 東直子 5/7 \1,470 ((人は死ぬと、とりつくしま係に「一度だけとりつくことができますが、どうします?」と話しかけられる。切なくて可笑しい掌編小説集。))
筑摩書房 『脳は錯覚する』 前野隆司 5/25 \未定 

中央公論事業出版 『もはや、これまで フランシス・ベーコンより哀しみをこめて』 柏木抄蘭 5/2 \1,575 ((シェークスピア劇の真の作者といわれる大法官フランシス・ベーコンが、ナゾを追究してきた一人の女に語った真実。))

双葉社 『中等部超能力戦争』 藤野千夜 5/22 \1,680 ((超能力があると噂される小清水は友達のはるかをモデルに小説を書き始めるが。思春期の少女たちの感情を愕くべきリアルさで描く。))

平凡社 『中国昔話集(2)』 馬場英子、瀬田充子ほか編訳 5/14 \2,940 
平凡社 『版と言葉 菊池伶司の世界』 堀江敏幸、加藤清美ほか 5/23 \2,625 ((わずか2年の制作期間の後、夭逝した伝説の版画家・菊池伶司。その生涯と作品を完全収録。NHK新日曜美術館で特集番組放映予定。))

[新書]
集英社 『その死に方は、迷惑です 遺言書と生前三点契約書』 本田桂子 5/17 \735 
集英社 『黒人差別とアメリ公民権運動』 ジェームス・M・バーダマン/水谷八也訳 5/17 \735 ((アメリカ社会はいかにして、苛烈な黒人差別の慣習を温存してきたのか。キング牧師たちを支えた、ヒーロー&ヒロインたちの物語。))

平凡社 『三度のメシより古本!』 樽見博 5/10 \735 ((荷風いわく「人生の至楽は読書に在り」。浮世絵、初版本、三島本、明治文献、考証家、記録魔、江戸通、もの凄い古本党が続々と登場。))
平凡社 『死を想う』 石牟礼道子伊藤比呂美 5/10 \756 
平凡社 『天皇の日本史』 武光誠 5/10 \798 
平凡社 『論壇の戦後史』 奥武則 5/10 \840 ((岩波書店の「世界」をはじめ、論壇誌の興亡とそこを舞台に活躍した丸山眞男清水幾太郎といった知識人の動きから、戦後を照射する。))

駄菓子菓子だがしかしゆっくり愉しむと言っておきながら、気がつくと半分以上読んでしまっているのはなぜだろう→答:おもしろいから→の、『真夜中に捨てられる靴』を無理やりペースダウンするためにここはひとつ『グッド・オーメンズ』(テリー・プラチェットニール・ゲイマン)にご登場を願うことに。正直ゲイマンよりはプラチェットのほうが好きなんだオレ&ゲイマンは長編よりも短編のほうが切れ味いいと思うんだオレ。あ、そうだ銀河ヒッチハイクガイドシリーズを全部出してくれた河出文庫あたりがディスクワールドのお世話もしてくれないものかといまふと思いうかんだのでここに記しておこう、ってところで〆。