青土社近刊案内より


青土社 『梁塵秘抄 うたの旅』 桃山晴衣 12/予定 \2,310 ((本書は『梁塵秘抄』に曲を付けて歌い一台センセーションを巻き起こした音楽家が、足掛け三〇年を費やして探求してきた成果を満を持してまとめ上げた、待望の書き下ろしエッセイです。詩歌・文学、歴史、音楽など分野の垣根を越えて数多くの読者に新鮮な感動と共感を呼び起こすに違いありません。))
青土社 『働かない』 トム・ルッツ/小澤英実訳 12/予定 \3,360 ((私たちはなぜ働かない人に対して怒りを感じるのか。パウロの「働きたくない者は、食べてはならない」から、情報社会の怠け者、新宿のコールデン街に集まる若者まで。数々の文学・映画作品、社会学・心理学のデータを駆使して綴られた、壮大なる「労働文化史」。))
青土社 『吉田喜重 変貌の倫理』 吉田喜重/蓮實重彦編 12/予定 \3,990 ((日本の代表する世界的な映画監督、吉田喜重。「松竹ヌーヴェルヴァーグ」として華々しく登場以来、『秋津温泉』『エロス+虐殺』など数々の名作を発表、最新作『鏡の女たち』は若いファン層にも圧倒的に支持されています。また芸術選奨文部大臣賞受賞の『小津安二郎の反映画』など、映画の本質に鋭く迫りかつ格調ある批評を執筆する名文家としても知られています。名匠の全軌跡を、評論家蓮實重彦とともにたどります。戦後芸術の全てのエッセンスが凝縮されたアクチュアルで斬新なアンソロジーです。))
青土社 『ムーミンパパの「手帖」』 東宏治 12/予定 \1,995 ((ムーミンの物語を、数多くの引用と原作者トーベ・ヤンソンの手法の分析とともにひもときます。ムーミンパパがつけている「発見の手帖」になぞらえ、ムーミンの世界をいろいろな登場人物から「発見」していくことの楽しみと驚き。ムーミンたちの愛くるしさだけではない、ヤンソンの深い世界観が見えてきます。1991年鳥影社版の増補復刊。))
青土社 『優男(やさおとこ)たち』 ハイメ・マンリケ/太田晋訳 12/予定 \2,730 ((アルモドバルのようにエモーショナル、ウォン・カーワイのようにセンシュアル、パゾリーニのようにセンセーショナルな、衝撃のラテンアメリカ・ゲイ作家列伝。『蜘蛛女のキス』のプイグに大学で学び、エイズを病み自殺したアレナスと親しかった著者が、射殺されたロルカから自身まで、四人の生をロマンティックな慕情とラディカルな主張を込めて綴った伝記集。「申し分ない回想録」(ソンタグ)、「ちょっと面白い本」(浅田彰)。))
青土社 『信頼』 アルフォンソ・リンギス/岩本正恵訳 12/予定 \2,520 ((サイードデリダ亡き後、未だ知られざる思想界の巨星として、日本でもアルフォンソ・リンギスの名がにわかに注目を集めています。旅の深い経験の記述と哲学的思索が絡み合った全く新しいストーリー・テリングのスタイルで、哲学的洞察を語る著者の注目の最新作。信頼、勇気、笑い、愛、エクスタシー、憎悪、恐怖など、言語や表象を超えて、人の内側に流れ、湧き上がり、増大するエモーショナルな力を探求した、二〇篇の旅の物語。))
青土社 『フィボナッチのうさぎ』 キース・ボール/佐藤かおり訳 12/予定 \2,730 ((数学とは、こんなに面白く奥の深いものだったのか。一クラスに誕生日が同じ生徒がいる確率は? 宇宙から送られてくる画像の数学的仕組みとは? 病気の早期発見のための血液検査の必要最少回数は? ISBNコードに秘められた意味とは? 数論、幾何学、確率などさまざまな基本概念をパズルとともに親しみ、素数黄金比フラクタルなど、数学のエッセンスたる美と力とその魅力を存分に味わう、数学の楽しさ発見の旅。))
青土社 『負の数学』 アルベルト・A・マルティネス/小屋良祐訳 12/予定 \2,730 ((−4×−4=−16となるような数学のシステムをつくることができるか?))
■■■青土社 『「負け組」のアメリカ史』 S・A・サンデージ/鈴木淑美訳 \2,730 ((「自由と機会均等の国」では事業に失敗したら素質のせい。アメリカン・ドリームは「生まれながらの敗者」の製造装置だった。破産した人々の人生と敗残者のイメージが社会に及ぼした影響を辿る。))
ハイメ・マンリケとアルフォンソ・リンギスは

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    ▼ ゜∀▼ 買ウゼ!
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