本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
荒地出版社 『独裁者ヒトラーの全貌』 荒地出版社編 2/下旬 \2,520 

太田出版 『オタクinUSA』 町山智浩 2/25 \1,470 
太田出版 『封印作品の謎(2)』 安藤健二 2/15 \1,554 

慶應義塾大学出版会 『ビフォア・セオリー 現代思想の争点』 田辺秋守 2/25 \2,100((20世紀の思想家たちの代表的な「争点」を網羅的に解説。通読すると現代思想がわかる、アクチュアルで脱領域的な現代思想入門書。))

集英社 『屋久島ジュウソウ』 森絵都 2/24 \1,575 

:新潮社 『少女@ロボット』 宮崎誉子 2/24 \1,470 
:新潮社 『忘れないと誓ったぼくがいた』 平山瑞穂 2/22 \1,470 
:新潮社 『名もなき孤児たちの墓』 中原昌也 2/24 \1,575 
:新潮社 『流れ星が消えないうちに』 橋本紡 2/22 \1,470 
:新潮社 『「本」に恋して』 松田哲夫/内澤旬子画 2/24 \2,310 
:新潮社 『バカでもわかる思想入門』 福田和也 2/17 \1,365 
:新潮社 『マリッジ・セックス』 亀山早苗 2/24 \1,260((仕事とセックスは家に持ち込まないのが当たり前な世の中で、刺激的に愛し合っている夫婦たちがいる。彼らの悦楽の秘め事をルポしたドラマチックな実例集。))

実業之日本社 『会津士道遺聞』 樋口茂子 2/下旬 \1,680((長岡藩主の五男が会津藩重臣の娘と婚姻した。その屋敷に武田信繁の霊が出はじめたとき、2人の運命に奇縁が生じて。異色歴史小説。))

:秀英書房 『水滸後伝』 陳忱/寺尾善雄訳 2/20 \2,100((水滸伝の生き残りたちが再び団結し、不運に死んだ兄弟たちの無念を晴らそうと縦横無尽の大活躍を繰り広げる。水滸伝の痛快無比の後日譚。))

みすず書房 『明け方のホルン 西部戦線と英国詩人』 草光俊雄 2/下旬 \2,625((青春期を世紀末の退廃・倦怠のなかに過ごし、第1次大戦に志願兵として出征したイギリスのマイナーな詩人たちの列伝体評論。))
みすず書房 『芸術人類学』 中沢新一 3/1 \3,675((これまでの中沢新一の仕事の集大成にして、新たな思考の局面を開く意欲作。人文諸科学の再編成を目指す人類学と芸術学の創造的な融合。))

縄文地図を触媒にして現代東京の神話的来歴を散策する近作『アースダイバー』も好調な中沢新一の集大成にして意欲作と聞いちゃあ押さえておかなくてはいけませんな→『芸術人類学』。あと『水滸後伝』がいかにも怪しげでちょっと手にとってみたい衝動に駆られそう。