本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
宙出版 『ルーンの子供たち(1) 冬の剣』 ジョン・ミンヒ/酒井君二訳 1/26 \1,995 

講談社 『さざなみ』 沢村凛 1/20 \1,680 
講談社 『トランス・ソニック』 辻井南青紀 1/10 \1,764 
講談社 『方法叙説』 松浦寿輝 1/31 \2,100 ((多岐にわたる分野で活躍する松浦寿輝。その創作の根源にあるものは。読売文学賞などを受賞した作家、その背景に迫る評論集。))
講談社 『ヒトラー・コード』 H・エーベル編/M・ウール編 1/30 \3,780 ((「ヒトラーの死を最終的に証明せよ」。スターリンが知りえたものは。2004年に発見され、欧米を騒然とさせた「禁書」を完訳。))
講談社 『江戸の英吉利熱 ロンドン橋とロンドン時計』 S・タイモン/村山和裕訳 1/10 \1,575 ((ポルノを読む大名。「ロンドン時計」を愛する将軍。平戸・英国商館閉鎖後も日本人を魅了した英国製品が語る、知られざる日英視覚交流史。))
講談社 『帝国論』 山下範久編 1/10 \1,575 ((グローバリゼーションの暗流にあるものは何か。それは言説によるヘゲモニー闘争だ。「言説的権力としての帝国」像を提示する新たなる論考。))

工作舎 『気まぐれ古書店紀行』 岡崎武志 1/下旬 \2,415 ((「人生いたるところ古書店あり」と均一棚にハマる著者が、悲喜こもごもの古本探索を綴る脱力随筆。本文中の著者の書き込みも注目。))

:新潮社 『わがタイプライターの物語』 ポール・オースター/柴田元幸訳 1/31 \1,680 
:新潮社 『時は静かに戦慄く』 木宮条太郎 1/31 \1,680 ((京の街を血に染めた無差別殺人の裏には、隠された恐るべき法則があった。封印された遺伝子の意志が発現するとき、人類進化は最終ステージへ到達する。))
:新潮社 『辻古井由吉』 1/27 \1,575 
:新潮社 『世界の果てのビートルズ』 ミカエル・ニエミ/岩本正恵訳 1/31 \1,995 
:新潮社 『セックス レスキュー』 大橋希 1/18 \1,470 
:新潮社 『魂の重さの量り方』レン・フィッシャー/林一訳 1/31 \1,890 

:二見書房 『ファントム(1)』 本田透編 2/中旬 \1,575 ((『電波男』『萌える男』で大注目される「萌えるオタク世代」の救世主・本田透が責任編集するディープ・ノベル誌、いよいよ創刊。))

:ラピュータ 『SF画家加藤直之 美女・メカ・パワードスーツ』 加藤直之 1/20 \2,730 ((SFイラスト第一人者・加藤直之氏が創作コンセプトやヒントを初めて詳細に公開。未公開作品も含む「SFイラスト創作ノート」。))
:ラピュータ 『武部本一郎 SF挿絵原画蒐集(上)』 武部本一郎/加藤直之編・監修 1/20 \6,300 ((SFアートの父・武部氏によるSF文庫本のカバー、口絵、挿絵の原画千余点をデータ化し年代順に編集。監修・解説は加藤直之氏。))

ヒトラー・コード』『江戸の英吉利熱』の歴史物(?)に目を引かれる。そして当然のごとく沢村凛は買い。…『ファントム』には意外と期待しているような気がしないでもない自分がここにいる。