本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
あすなろ書房 『沈黙の果てに』 アラン・ストラットン/さくまゆみこ訳 1/中旬 \1,470 ((チャンダ・カベロ、16歳。彼女には誰にも言えない秘密があった。アフリカの過酷な現実を伝える衝撃作。))

岩波書店 『激情と神秘 ルネ・シャール詩と思想』 西永良成 1/26 \7,035 ((最後の形而上詩人の遍歴と、その詩世界の全貌を描く、初の本格的な作家論。超時代的な神秘家の詩と真実。))
岩波書店 『ダーウィン原理主義』 メリル・ウィン・デイヴィズ/藤田祐訳 1/27 \1,575 

佼成出版社 『すこやかに おだやかに しなやかに』 谷川俊太郎 1/30 \1,050 

:光文社 『ムンクを追え! 知られざる絵画捜査官の世界』 エドワード・ドルニック/河野純治訳 1/23 \1,890 

集英社 『the TEAM』 井上夢人 1/26 \1,785 
集英社 『楽語・すばる寄席』 夢枕獏/SWA5人衆 1/26 \1,680 

春風社 『Beowulf』 橋本修一 1/中旬 \2,100 ((アングロサクソン文学を代表する謎多き叙事詩。7世紀成立の謎多きテクストを「魔女」「怪物」「龍」などのテーマで精読する。))

水声社 『ヴィタリー・ランボー 息子アルチュールへの愛』 クロード・ジャンコラ/加藤京二郎ほか訳 1/10 \5,250 ((アルチュール・ランボーの母ヴィタリーの「悪評」を正す。親密な絆を通して立ち現れる、早熟の詩人ランボーの新たな姿。))

星雲社 『ひのえうまの女』 ジャンヌ・ワカツキ・ヒューストン/鳥見真生訳 1/10 \2,310 
星雲社 『モータル・リメインズ(仮)』 ピーター・クレメント/佐藤睦訳 1/30 \1,995 

早川書房 『シティ・オブ・タイニー・ライツ』 パトリック・ニート/東野さやか訳 1/中旬 \1,995 
早川書房 『スコーピオンズ・ゲート』 リチャード・A・クラーク/高沢次郎訳 1/5 \1,995 
早川書房 『まだ見ぬ冬の悲しみも』 山本弘 1/下旬 \1,785 
早川書房 『くじ』 シャーリイ・ジャクスン/深町眞理子訳 1/中旬 \2,100 
早川書房 『蠅(はえ)』 ジョルジュ・ランジュラン/稲葉明雄訳 1/中旬 \2,100 
早川書房 『ビッグ・ピクチャー』 エドワード・J・エプスタイン/塩谷紘訳 1/下旬 \2,310 
早川書房 『ファルージャ 栄光なき死闘』 ビング・ウェスト/竹熊誠訳 1/下旬 \2,010 
早川書房 『昭和レトロ商店街』 町田忍 1/5 \1,575 
早川書房 『ドールハウスから逃げだせ!』 イヴ・バンティング/瓜生知寿子訳 1/中旬 \1,575 

双葉社 『七姫幻想』 森谷明子 1/17 \1,785 ((時代を経てなおさまざまに伝わる織女伝説をモチーフに、和歌を絡めながら描く7編の連作ミステリー。鮎川哲也賞受賞作家の傑作))

文芸社 『ファントム・チルドレン 大罪の楽園』 鳴海航 1/上旬 \1,470 

平凡社 『女という経験』 津島佑子 1/17 \1,890 ((普通の女性の経験の核にある神話的イメージ。出口ナオの神がかりから始めて、その変容を辿り現在を見届けていく、自在な思考の旅。))

臨川書店 『江戸時代における機械論的身体観の受容』 クレインス・フレデリック 1/中旬 \12,600 

[新書]
:光文社 『笑うマハーバーラタ』 山際素男 1/17 \735 

集英社 『小説家が読むドストエフスキー』 加賀乙彦 1/17 \714 

:新潮社 『大江戸曲者列伝 太平の巻』 野口武彦 1/20 \756 ((歴史の素顔はゴシップに宿る。江戸時代250年を「陰の声」で綴った無類に面白い人物誌。「週刊新潮」連載、待望の新書化。))

早川書房 『悪魔のヴァイオリン』 ジュール・グラッセ/野口雄司訳 1/5 \1,050 
早川書房 『南海の金鈴』 ロバート・ファン・ヒューリック/和爾桃子訳 1/5 \1,050 

文藝春秋 『「秘めごと」礼賛』 坂崎重盛 1/20 \767 ((良き家庭人なんてクソくらえ。良識やモラルに背をむけた、荷風や谷崎、啄木などに、行き方を模索する。老いが迫った日本男児必読。))

ター坊多忙なんですよ。今回も新書に面白そうなもん見つけたです、坂崎重盛野口武彦、買う。単行本では『女という経験』『ヴィタリー・ランボー』が魅力的。