本やタウン書籍近刊情報より


[単行本]
太田出版 『ライトノベル・めった斬り!(2)』 大森望編/三村美衣編 \1,554 1/20 
太田出版 『トレーシー』 やまだないと訳・画 12/15 \1,050 ((Hでおしゃれでキュートなポルノノベルシリーズ始動。原作はイギリス女性官能作家のベストセラー。『サーチアンドデストロイ』同時刊。))
太田出版 『クオータリーat(2)』 パラグラフ編 12/19 \997 ((柄谷行人上野千鶴子をはじめとした斬新な社会・思想のミクスチャー誌第2号。巻頭特集は「大西巨人×高橋源一郎」ほか。))

講談社 『トランス・ソニック』 辻井南青紀 12/16 \1,764 (( 日系人のミルトンと英世。2人が生み出した究極のトラック。その曲は人を狂わす音だった。朝日賞作家渾身の書き下ろし音楽小説。))
講談社 『武田泰淳伝』 川西政明 12/10 \2,100 
講談社 『落語娘』 永田俊也 12/12 \1,680 ((正統派落語を目指す香須美がついた師匠は、演じると死人が出る幻の噺を発見した。香須美が止めるなか、注目の高座に上がる。))
講談社 『双調平家物語ノート 権力の日本人』 橋本治 12/5 \1,890 
講談社 『オデット』 R・ファーバンク/柳瀬尚紀訳 12/1 \1,260 ((大人の世界に一歩踏み込んだ少女の神々しいまでの一夜を、柳瀬尚紀の名訳と山本容子の繊細な銅版画で情緒たっぷりに描く。))

工作舎 『科学と宗教 合理的自然観のパラドクス』 J・H・ブルック/田中靖夫訳 12/10 \3,990 

:光文社 『聖ジェームス病院』 久間十義 12/13 \1,890 
:光文社 『僕らの国』 佐神良 12/13 \1,365 ((近未来、荒廃した日本で繰り広げられる、少年たちの凄絶なるサバイバル劇。ビターテイストの青春冒険譚。))

集英社 『異国の客』 池澤夏樹 12/5 \1,680 
集英社 『一場の夢 二人の「ひばり」と三代目の昭和』 西木正明 12/15 \2,310 

:新潮社 『最後の恋』 阿川佐和子角田光代ほか 12/21 \1,575 
:新潮社 『遮断』 古処誠二 12/21 \1,470 
:新潮社 『秋の大三角』 吉野万里子 12/21 \1,365 ((「さくさくとクリスピーでリズムよく読ませる文体。これは天性のものだ」。石田衣良氏絶賛。横浜の女子高生の切ない三角関係を描く学園ファンタジー。))
:新潮社 『不屈者』 後藤正治 12/16 \1,680 

:成甲書房 『トンデモ陰謀大全 最新版』 アル・デヒルほか編著/北田浩一訳 1/11 \1,995 
:成甲書房 『勝利から退却するアメリカ』 ジョゼフ・マッカーシー/副島隆彦監修 12/14 \1,890 

筑摩書房 『文士風狂録 青山光二が語る昭和の作家たち』 大川渉 12/上旬 \1,785 ((戦中・戦後・現代と3つの時代を生きぬいてきた作家・青山光二織田作之助太宰治坂口安吾林芙美子ら、文士たちの素顔を語る。))

七つ森書館 『「新日本文学」の60年』 鎌田慧編 11/28 \4,935 

みすず書房 『闇なる明治を求めて』 前田愛 12/中旬 \3,990 ((『八犬伝』から一葉、鏡花、荷風そして山田風太郎まで。縦横無尽、偉大な国文学者の「語り」遺産。井上ひさしほかと対談。『都市と文学(2)』同時刊。))
みすず書房 『カフカ『断食芸人』〈わたし〉のこと』 三原弟平 12/上旬 \1,365 ((「寓話になりそこなった寓話」というポイントでカフカの奇妙なテクストを読む。「自由」のテーマなど、優しく語る。))
みすず書房 『みる きく よむ』 クロード・レヴィ・ストロース/竹内信夫訳 12月中旬 \3,990 ((84歳のレヴィ・ストロースが、絵画、音楽、文学について自由闊達に語る。刺激的なエッッセイ群。))
みすず書房 『批評をめぐる試み』 ロラン・バルト/吉村和明訳 12/中旬 \5,775 ((1960年代のバルトを代表する「エッセ・クリティック」、33年ぶりの新訳決定版。画期的文学批評の鋭さ、繊細さを見事な日本語で。))

:遊子館 『絵で見て不思議!鬼ともののけの文化史』 笹間良彦 12/上旬 \1,890 

みすず書房はどれも買いたいがどれも高価いねきっついね。胡散臭さが売り(であろうはず(笑))の成甲書房の品も覗いて見たいところ。あとは太田出版のポルノノベルシリーズをちょっと手にとってみようかと思ってる今日この頃ですよ。