筑摩書房近刊案内より

11月刊行予定からピックアップ


[単行本]
筑摩書房 『刺繍』 川本晶子 \1,300 11/上旬
筑摩書房 『きみは永遠にそいつらより若い』 津村記久子 \1,400 11/上旬
筑摩書房 『時代小説盛衰史』 大村彦次郎 \2,900 11/上旬
筑摩書房 『(仮)影の日本史』 フィリップ・ポンス/安永愛訳 \3,900 11/26
筑摩書房 『(仮)ミドリノオバサン』 伊藤比呂美 \未定 11/下旬

[新書]
ちくま新書 『萌える男』 本田透 \700 11/09
ちくまプリマー新書 『目玉の学校』 赤瀬川原平 \700 11/09

[文庫]
ちくま文庫 『イギリス恐怖小説傑作選』 南條竹則 \1,000 11/11
ちくま文庫 『男の花道』 杉作J太郎 \640 11/11
ちくま文庫 『樋口一葉 日記・書簡集』 樋口一葉/関礼子編 \1,000 11/11
ちくま文庫 『かなしき女王 ケルト幻想作品集』 フィオナ・マクラウド/松村みね子訳 \950 11/11
ちくま文庫 『東條英機天皇の時代』 保阪正康 \1,200 11/11
ちくま文庫 『つむじ風食堂の夜』 吉田篤弘 \580 11/11
ちくま学芸文庫 『ランスの大聖堂』 G.バタイユ/酒井健訳 \900 11/11
ちくま学芸文庫 『定本 八犬伝の世界』 高田 衛 \1,500 11/11
ちくま学芸文庫 『日本語のリズム ―四拍子文化論』 別宮貞徳 \900 11/11
ちくま学芸文庫 『法然の衝撃 ―日本仏教のラディカル』 阿満利麿 \1,000 11/11

単行本では文学賞の中でもとびきり地味な太宰治賞ものが2冊。文士評伝で面白い仕事をしてる大村彦次郎が時代小説方面にも触手を伸ばしているのが興味深いところ。そして文庫。キタ

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    ▼ ゜∀▼ かなしき女王[]キタ[]━━━━━━━━━━━━━━━!!
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南條竹則編アンソロジー吉田篤弘バタイユもあってもう大変ではありますが、ウイリアム・シャープのたおやかなる狂える手による幽玄と夢幻/神秘的で秘教的なケルトの薄明を片山廣子の手燭りによって和ことばに移しかえられた神品の文庫化を祝わずにおれましょうか。