角川書店11月刊行予定[単行本/文庫]より


[単行本]
角川書店 『ペネロピアド』 マーガレット・アトウッド/鴻巣友季子 \1,575 11/予定
角川書店 『永遠を背負う男』 ジャネット・ウィンターソン/小川高義 \1,470 11/予定
角川書店 『神話がわたしたちに語ること』 カレン・アームストロング/武舎るみ \1,470 11/予定
角川書店 『夢探偵』 高野和明/阪上仁志 \1,575 11/予定(([]麻生[][]刑事[]は[]捜査[]中に[]死亡[][]事故[]を起こし、その[]悪夢[]に眠れぬ日々を送っていた。ある日、[]麻生[]は意を決して[]結城[]夢衣という[]女性[][]カウンセラー[]の元を訪れる。実は[]結城[]には[]他人[]の[]夢の中[]に入り込めるという力があったのだ――。))
■■■角川書店 『カポネ』  佐藤賢一 \1,575 11/予定

[文庫]
:角川文庫 『さまよう薔薇のように』 矢作俊彦 \576 11/25
:角川文庫 『つきのふね』 森絵都 \576 11/25
:角川文庫 『マエストロ』 篠田節子 \576 11/25
角川ホラー文庫 『ゲスト』 保科昌彦 \630 11/10 ((私は、いったい何を招き寄せてしまったのか――? 「[]卵[]が[]孵化[]する[]夢[]」を見ると、[]不気味[]な出来事が起きる――。この[]感染[]から、[]家族[]を守れるのか? 「[]卵[]の[]夢[]」はいったい何を意味するのか? []超自然[]の[]恐怖[]を真っ向から描いた[]ホラー[][]長編[]。))
角川ホラー文庫 『チューイングボーン』 大山尚利 \630 11/10 ((僕が[]ビデオ[]を回すたび、人が死ぬ―。第12回[]日本ホラー小説大賞[][]長編[]賞[]受賞作[]。原戸登は[]ゼミ[]の[]同級生[]の[]女性[]に[]列車[]の最前列から三度、外の[]風景[]を[]撮影[]してほしいと頼まれる。登は一度ならず二度までも[]列車[]に[]人間[]が[]衝突[]する場面を[]撮影[]してしまう。そして三回目。更なる[]事態[]が登を襲う・・・。))
角川ホラー文庫 『余は如何にして服部ヒロシとなりしか』 あせごのまん \未定 11/10 ((第12回[]ホラー小説大賞[][]短編[]賞[]受賞作[]! []同級生[]の姉に連れられて訪れた古い家屋。[]軒下[]には[]文化祭[]のセットで作ったはりぼての[]風呂[]。[]彼女[]はここで汗を流せと自ら服を脱ぎ始める。[]グロテスク[]な[]不条理[]の[]世界[]が[]選考委員[]の[]度肝[]を抜いた[]ホラー大賞[][]短編[]賞[]受賞作[]!))
■■■角川スニーカー文庫 『ガンソード』 倉田英之 \540 11/01
■■■角川スニーカー文庫 『新ロードス島戦記5 終末の邪教(上)』 水野良 \540 11/01
富士見ミステリー文庫 『青春時計』 川上亮 \未定 11/10 ((三人がそれぞれ隠している[]秘密[]とは――[]新鋭[]三人がそれぞれの[]視点[]で描く。[]高校生[]・聖司と駿介は[]春休み[]の[]学校[]で一人の[]少女[]と出会う。[]彼女[]は休み後に[]留学[]予定で、その前に思い出の[]時計[]塔を見にやってきたという。しかしそれは壊れていた。二人は、[]少女[]・計のために[]修理[]することを誓うが――))

奔放で寓話的なポップファンタシィ『さくらんぼの性は』のジャネット・ウィンターソン、重層/多重構造の黒いロマネスク『昏き目の暗殺者』のマーガレット・アトウッド等尖鋭的フィクションの作家たちが描く神話シリーズはずいぶん気になりますな。文庫では今回の日本ホラー大賞ものが。なお富士見ファンタジア文庫の速報も出ております。お久しぶりの“ろくごまるに”は山本弘の『サーラの冒険』のごとく旧作品も復刊してくれるんでしょうか?