早川書房7月新刊より


[単行本] 
『ロマンティスト狂い咲き』 小川勝己 07/下旬
『ブラックサッド−−黒猫の男』 ジュアン・ディアズ&ジュアーノ・ガルニド/大西愛子訳 07/中旬 ((スター女優だった元恋人が殺された。私立探偵ブラックサッドは、女が脚本家や映画界の黒幕と奔放な生活をしていたことを知るが......。斬新なコマ割りと大人のムードのコミック。2カ月連続刊行。))
『火星ノンストップ』 山本弘・編/浅倉久志伊藤典夫他訳 07/上旬 ((〈[]ヴィンテージ[]SFセレクション 胸躍る冒険篇〉SF作家としてまた「と学会」会長として知られる著者が、センス・オブ・ワンダーに満ちた珠玉の名作を厳選したテーマ別SFアンソロジー決定版))
『ハイドゥナン(上・下)』 藤崎慎吾 07/下旬
『カウントダウン・ヒロシマ』 スティーヴン・ウォーカー/横山啓明訳 07/上旬
ノーベル賞受賞者精子バンク(仮)』 デイヴィッド・プロッツ/酒井泰介訳 07/下旬

[HPB]
『危険がいっぱい』 デイ・キーン/松本依子訳 07/中旬
『カーテンの陰の死』 ポール・アルテ/平岡敦訳 07/中旬

[文庫]
『4000億の星の群れ』 ポール・J・マコーリイ/嶋田洋一訳 07/上旬
『竜とイルカたち パーンの竜騎士9』 アン・マキャフリイ/小尾芙佐訳 07/下旬
星界の断章I』 森岡浩之 07/上旬
スピードグラファー1』 仁木稔 07/上旬
サマー/タイム/トラベラー2』 新城カズマ 07/上旬
『どーなつ』 北野勇作 07/下旬
『エルダ 混沌の〈市〉(上・下)』 ジュード・フィッシャー/金子司訳 07/下旬 ((魔法が台頭しつつある混沌の世界エルダで若者たちが織りなす、愛と欲望と戦いの幻想譚))
『銀狼の花嫁 魔術師ベルガラス1』 デイヴィッド&リー・エディングス/宇佐川晶子訳 07/上旬
『渇きの海』 アーサー・C・クラーク/深町眞理子訳 07/下旬
快盗ルビイ・マーチンスン』 ヘンリイ・スレッサー/村上啓夫訳 07/下旬
まぼろし谷のねんねこ姫2』 ふくやまけいこ 07/上旬
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  ▼ ^∀▼ 最近のハヤカワ新刊予定を見ると、なんかこう…トキメクね
 ヾ(_,,)

名のみ高かったポール・J・マコーリイのP・K・ディック記念賞受賞の処女作やジュード・フィッシャーのような作家を古い作品と一緒に出してくるトコに攻めを感じるね。『ブラックサッド』はレイモンド・チャンドラーが書くロジャー・ラビットもしくはウォルト・ディズニー描く『大いなる眠り』とたとえられるグラフィックノヴェル。ネコミミ?? 7月はポール・アルテ小川勝己もあっておなかいっぱい。名作セレクションは和田誠による映画化も洒落たH・スレッサーの快作と、文句なしに面白いA・C・クラークの月面サスペンス…っていうか『渇きの海』を品切れにしちゃアカンでしょう…っていうか短編集が全滅&『楽園の泉』とか『都市と星』も新刊では手に入らないのね、今はもう。科学ホラ話『白鹿亭綺譚 』なんて大好きだったのになぁ。