ミリオン・ダラー・ベイビィ

F・X・トゥールの『テン・カウント』に胸を熱くしたのはほぼ一年前のことだったのかと思いをはせ、ボクシングにおける強靭なリアルシングで構築された鍛えの入った肉体のメルヒェンとして、確かにあれがきちんと映画化されていれば当然の結果かもしれないなと映画賞関連の記事を見て思う今日この頃.。oO( もしかして夏ごろにはさっそく文庫化されちゃうんじゃね? とか考えたり考えなかったり ) あ、そのほかの作品も「ミリオン・ダラー・ベイビィ」に負けず劣らず、「ロープ・バーン」は再読してもやっぱり泣くね。ちなみにこれを読んだ後に夢枕獏『牙の紋章』[bk1]沢木耕太郎『一瞬の夏』[bk1][bk1]を読み返してふたたびココロ熱くなってしまったのはなんとも気恥ずかしいちょっとした回想でありますのこと。