2004-01-22から1日間の記事一覧

浦賀和宏『透明人間』[bk1]

浦賀和宏が描く物語をぼくはいつもイニシエーションの挿話として読んでいて、彼岸と此岸の際で幼年期を過ごしている少年少女が、ひとつの事件を契機にして今まで見えなかった世界のもうひとつの姿を見い出し、いやおうなく自身と世界との立ち位置を決定しな…

映像の世紀

ここしばらく、録画しておいた映像の世紀をずーっと見てました。そ−いうことで、まぁなんとなく積んであったジェイムズ・エルロイ『アメリカン・タブロイド』をちびちびと読み始めてます、そんな気分。『ホワイト・ジャズ』で疲れてしまって(笑)、以降のエ…